ＤＶＤ/ＣD

伝説の娯楽団バチカンブラザーズの初・本格CD「撥管兄弟」

２０１５夏、セミのごとく長～い長～い沈黙を破り、ついに地上へ！

２０００年～２０１４年までのバチカン選りすぐりの名曲の数々、

完全オリジナル全１２曲の超豪華ラインナップ！

しかも、作詞・作曲はもちろんアレンジ・レコーディングからマスタリングまでバチカン８人による完全自力

「地球にやさしいオーガニック自給自足アルバム」

当然、ゴーストライター・ゴーストミュージシャンおよび作曲家の

新垣氏への依頼は一切ございません。

さらにさらに、近年ほかでは類を見ない「スペシャル・サンクス・ゼロ・アルバム」言い換えれば手伝ってくれるお友達が・・・・・・

まあそれはそれとして・・・・

 

■問題の中身ですが、なんともバラエティ溢れる充実度。

 

リスペクトしてやまない「RC」を彷彿させる名曲「蚊」に始まり、

８０'ｓ J-POPチック「Good　Location」、軽快なホーンサウンドを全面に押し出した鈴木光介作曲「マフラー」は聴いてて「スリル」??と勘違いしてしまいそうなインスト曲。サザンが数年前に休業宣言した時に作ったアラフォー、アラフィフには身に染みる切ないバラード「太陽にほだされて」、高度成長、昭和歌謡の旅に出たと思いきや、着地点は平成の湘南方面「夏休みは終わらない」。植木さんも上の方で喜んでくれると思います。お次はバチカンが勝手に<サザン復活記念>と名打って作った中年男の妄想、とうより片岡正二郎の妄想願望曲「平成ギャルにどんぶらこっこと」、１０年くらい前に銀座博品館劇場でのライヴコンサートをやるにあたり作ったバチカン初の本格演歌「薄貧寒ブルース」、怪しげな香港の裏通りを思わせる花島英三郎のインスト曲「Lucky　Cat」。色んな意味で小西康久の愛おしくも何ともデンジャラスな唄が聴ける、バチカンには珍しいアンプラグドな隠れキャラ「Cooper　My　Love」。バチカンバラードといえばこの曲。片岡正二郎の実体験から生まれた初期の名作「ナースコール」。このアルバムのメインディッシュはもちろん内田紳一郎は、辣腕作曲家なのだと勘違いさせた「怪力男オクタゴン」。スティーヴ・エトウの銅鑼で始まり、最後はヘイジュード・アクエリアスを思わせる大合唱！〆めにふさわしい一品。。。。。とそこはバチカン、オーラスは「バチカン音頭」をみんなで歌い踊って「スッカラカンのカ～～ン」。

 

まぁこの１枚で「和・洋・中」すべてが堪能できるお得感極まりないアルバム。★５つです！！！